カフェに漂う、好きな香りと困った臭い

smell

そろそろ梅雨の便りが聞こえるころですね。
気温と湿度が高くなるこれからの季節、食中毒とともに気になってくるのが「におい」です。

「スメハラ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。セクハラやパワハラのように、他人を「におい」で嫌な想いをさせてしまうことで、本人が気がつきにくいのも「におい問題」の厄介なところです。

満員電車や職場を離れて、カフェでゆっくりと過ごされる時くらいは、心地よい香りでリラックスしていただきたいもの。

そこで今回は、カフェオーナーが気をつけたほうがいい、「におい」についてのお話。

「におい」の種類

まず、カフェにはどんなタイプの香り・臭いがあるのでしょうか。

いい香り

外から

四季折々の自然の香りは、緑に囲まれたエランズカフェのご馳走です。すごしやすいこの季節は、窓を全開にして風をよびこんでいます。

お客様が運んでくださる香りもあります。

どちらかで食事をしていらっしゃると、その香りで、なにを召し上がったのかを勝手に想像することがあります。インドカレーかな、天ぷらかな、イタリアンかな、などなど。食後の一杯にエランズカフェを選んでくださったことがとても嬉しいのです。

革のバッグや新しい本のインクの香りもいいですね。

大人の女性からほのかに香る香水も素敵です。あまり強すぎると、気にされる他のお客様もいらっしゃるので悩ましいところですが。

店の中

お店の中も、いろんな香りでお客様をお迎えしています。

エランズカフェでは店内でケーキを焼いています。小麦粉・バター・卵・チョコレート・カラメル、などなど、焼きあがったばかりのケーキの芳ばしい香りはうっとりします。

もちろん珈琲の香りも。豆を挽いた時と珈琲を淹れた時、それぞれ違う香りがするのがおもしろいです。それから週に二日は焙煎をしているので、その日は店の中がちょっとスモーキーになります。

嫌な臭い

お手洗い・スタッフ

もちろん心地よい香りばかりではありません。特にお手洗いの臭いには気をつけたいところですし、カフェの人から変な臭いがしていたら、お客様のせっかくの時間がだいなしです。

対策

では、どんな対策をしたらいいのでしょうか。

店内・お手洗いの臭い

換気・乾燥

まず基本中の基本は、お店の換気をよくすることですね。ドアや窓を時々開けて新鮮な空気を取り込むこと、換気扇やサーキュレーターを活用して、淀んだ空気を外に出しましょう。

お手洗いは湿度も高く臭いも気になる場所です。換気扇を使うことはもちろん、お客様がいらっしゃらない時間はドアを開け放って、室内を乾燥させることが大事です。

ミントスプレー

また、エランズカフェでは、掃除の仕上げにミントスプレーをまいています。

清々しい香りになるのはもちろん、ミントスプレーの香りはあの黒い虫にとっては嫌な臭いなんだそうです。一日に何度か気になるところにシュッっとしましょう。

カフェの人の臭い

自分の臭いはなかなか気がつきにくいものです。

汗・体臭

キッチンの中はとても暑くなりますし、座ってゆっくりされているお客様にとっての快適な温度は、動きまわるカフェの人にとっては暑く感じる温度です。

夏場はどうしても汗をかきますので、お客様の途切れたタイミングを見計らって着替えたりしています。

また、夜はお風呂にちゃんとつかって、デトックスすることも大切ですよね。

ユニフォーム

ユニフォームからの臭いにも気をつけましょう。

特に、洗濯用洗剤や柔軟剤の残り香は、人によっては耐え難い事もあるようです。

エランズカフェでは、仕事用のコックコートとプライベート用の服は別々に洗っています。柔軟剤は使わず「アルカリ洗濯」です。

アルカリ洗濯とは、洗濯用洗剤のかわりに過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)などを使う方法です。強い油汚れは部分洗いが必要ですが、充分な洗濯能力があり、さっぱりとした仕上がりになります。なにより、香料や石けんの香りがつかないのでおすすめです。

http://www.live-science.com/honkan/jissen/040alkali.html

口臭

嫌な臭いといえば口臭。
気をつけても完全には防げませんが、できるだけの努力はしたいものです。

まず、疲れてくると口の中が乾いて、乾燥した唾液が悪臭をだします。こまめな水分補給は必須です。

また、誘惑に負けてニンニクなどを使った料理を食べた翌日は要注意です。
歯磨きをしっかりするだけでは防げません。

どうしても気になる日は「サクロフィール」という薬を摂るようにしています。お腹の中から臭いを抑えてくれます。

まとめ

カフェの人は出来る限り気を配って、お客様が気持ちよく珈琲の香りを楽しんでいただける空間をつくりたいですね。

おすすめの対策などがありましたら、ぜひおしえてください。