『新・マカロン』~珈琲の名脇役~

秋が深まってきました。
澄んだ空気に珈琲の湯気が立ち上るのを眺めながら、この記事を書いています。

+++

珈琲はそれだけで飲んでもおいしいのですが、スイーツをお供にすると味わいが豊かに広がります。
ですからエランズカフェでは、単品でご注文いただいた珈琲にもなにか甘いものを添えたいと思い、小さなクッキーをお出ししていました。

バターの香りが芳ばしいクッキーも珈琲とよく合うのですが、思うところあってこのたび、マカロンにかえることにしました。

エランズカフェの新しい名脇役 『マカロン』をご紹介します。
マカロン_1

エランズカフェとマカロン

マカロンとは、フランスの伝統的なお菓子です。

メレンゲ(泡立てた卵白)とアーモンドパウダーをあわせて焼いた生地で、ジャムやクリームをはさみます。
カラフルで小さくかわいい形が特徴で、味のバリエーションが豊富です。

+++

実はしばらくの間ですが、クッキーの前に木苺ジャムのマカロンをお出ししていました。

なかなか好評だったのですが、ある日、東京の有名店のマカロンを食べて、そのおいしさに感動すると同時に、自分が作っていたマカロンの未熟さが恥ずかしくなって、提供するのをやめたのでした。

その日から約二年がたち、やっと納得できるマカロンができました。
うれしい!

レシピ

生地

生地の部分はシンプルにしました。

多くのマカロンは見た目のかわいさのために、着色料を使います。お祝い事などのプレゼントの場では目を喜ばせることも大切ですが、エランズカフェのマカロンはあくまで日常の珈琲に添えるお菓子です。派手さは必要ありません。
他のスイーツと同様に、着色料は一切いれない方針を守ります。

見た目は地味ですが、食感と味はこだわりました。

通常のマカロンとは違い、アーモンドの皮ごと入った粉を生地に使いました。アーモンドの芳ばしい香りが感じられます。

クリーム

中にはさむクリームは、オレンジの皮とバターをあえたものをベースに、杏仁とグランマニエを香りづけに加えました。

ちなみに、「杏仁」とはアンズの種の中にある核(仁)のことで、杏仁豆腐やイタリアのアマレットリキュールなどに使われます。
グランマニエはブランデーベースのオレンジリキュールです。

オレンジの皮のさわやかな香りとかすかな苦み、ほのかな杏仁とアーモンドの風味がやさしい余韻を残します。

…、いつもながら味を言葉で表現することは苦手です。
なんとなく伝わりましたでしょうか。

まずは珈琲をひと口、それからマカロンを半分くらいかじって、また珈琲を飲んでみてください。
珈琲がマカロンを、マカロンが珈琲を一層おいしくしてくれると思います。

結び

マカロン_3

新しいマカロンは、

  • 単品: 珈琲
  • 単品: アフォガート
  • 単品: 抹茶
  • チョコレートケーキ
  • 山羊のチーズケーキ

に添えて提供します。

お土産としてもぜひどうぞ。
3個で200円です。
(※香りづけにちょっとだけリキュールを使っています。アルコールに敏感な方や小さなお子様はお気をつけください。)

これからの寒い季節、エランズカフェの珈琲とスイーツが、お客様のほっとする時間のお役に立ちますように。
マカロン_2