クリスマスケーキの販売をやめた理由。

ChristmasCake2013

今年もクリスマスがやってきましたね。
エランズカフェでは毎年クリスマスケーキを作ってきましたが、今年は販売をしないことにしました。

以前クリスマスケーキをご購入いただいたお客様から「今年も」と、問い合わせをたくさん頂きました。せっかくエランズカフェを選んでいただいたのにがっかりさせてしまって、本当にごめんなさい。
その理由をご説明します。

クリスマスケーキは「おいしい」けど…

クリスマスケーキは経営的にはとっても「おいしい」んです。ニーズはありますし、売上もあがります。もちろん、お客様の喜ばれるお顔が何より嬉しいのは言うまでもありません。

でも、どうしても気になることが2つあるんです。
お渡しする日が12月23日と24日に集中することによって、美味しさと品質をキープするのが難しいこと。それから通常のカフェ営業に支障がでることです。

良い材料が手に入りにくくなる

イチゴを筆頭に、どのフルーツもこの時期は高くなり、見た目は悪くなくても味がスカスカだったりします。ご予約を頂くからには「良い材料が手に入らなかったからやっぱり売れません」というわけにはいきません。かといって、自分で納得いかないものをお客様に販売することもできません。

作業時間が長くなる

通常のカフェ営業中は、クリスマスケーキの仕込みができません。営業が終わって、いつもの片付けや翌日の準備をしてからケーキの仕込みをすると、仕事を終えるのがとても遅くなります。開業前の修行時代には徹夜作業もできたのですが、この頃では疲労がたまると味覚や集中力が鈍るのです。これでは品質や安全性を保つことが難しいですし、通常のカフェ営業にも悪い影響がでてしまいます。

エランズカフェはいつでも「いつものように」

先日こんなニュースがありました。

クリスマスは、ロマンチックで楽しくて、ウキウキする人で街は賑わいます。でもそうでない人もたくさんいらっしゃるんですよね。

今年はクリスマスケーキの販売をしません。店内もこれといってクリスマスのデコレーションをしていません。クリスマスソングもかけません。この街で一軒くらい、クリスマスモードにならずに静かに営業するカフェがあってもいいかな、そう考えています。

もちろん、エランズカフェで大切な人とクリスマスのひと時を楽しみたい、という方も他のお客様と同様に歓迎します。それぞれの時間をお過ごしくださいね。